留学エージェントの選び方
\ How to choose your agent /
みなさんは、留学エージェント(留学斡旋会社)にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
今となってはご存知ない人の方が多いかもしれませんが、2008年~2010年に掛けて数社の大手留学エージェントが倒産し、多くの被害者が出る結果となってしまいました。
当時、これらの事件は業界にも暗い影を落とし、留学業界全体のイメージが悪くなる要因となってしまいました。
リーマンショック以降の世界的不景気による顧客の減少も原因の一つになったことは確かですが、これらの大手留学エージェントの倒産の最大の原因として挙げられるのが、本来なら手をつけてはいけない顧客から預かった留学代金を会社運営費用や無駄な接待交際費などに充当し、自転車操業を繰り返しながら会社を経営していたことなのです。
両社合わせて申込み、払込みを終えていた顧客はざっと1,000名以上。
被害総額はおよそ20億円にも上るとも言われています。
もちろん、申込みをしていた顧客に対する補償はほとんどありませんでしたから、これだけ多くの人が泣き寝入りせざるを得なかったというのはとても悲しく、憤りすら覚えました。
しかしながら、これは紛れもない事実であり、今後もまたこのようなことが起きないとは限りません。
上述の破たん問題は、あまりにも短期間に拡大路線を歩み過ぎたために起きた悲劇ですが、以前起こった業界最大手英会話スクール2社の破たん経緯にも酷似しています。
このような流れから、現存する留学エージェントの多くは規模を縮小して時代に合わせた経営スタイルにシフトし、徐々に留学業界の健全化がなされていっているようには思えます。
あれから10年以上経過。
その後は事業規模こそ縮小路線を歩むエージェントが増え、経営破たんするような会社はすっかり聞かなくなってきています。
では、そのような大手の留学エージェントにあなたの留学手配を任せても大丈夫でしょうか?
私は、元々大手留学エージェントのカウンセラーや海外手配スタッフとしてトータル8年間ほどこの業界で働いた経験があります。
そのときから常々感じていたのは、経営サイドの人間の多くはやはり利益を上げることに躍起になり、「留学という生涯教育の一環としての経験」を売り物にしているイメージがどうしても払しょくできませんでした。
商売だから仕方ないと思いつつ、そんな中でも極力お客さんと向き合って、できる限り親身に対応するように心がけてはいましたが、会社への不満は募るばかりでした。
しかしながら、今ある大手留学エージェントでもサービス内容や設備など、おすすめできる部分はたくさんあります。
ただ、前述のようにこの不況下で同業他社があのような形で破たんしてしまい、業界に対する不信感も募っているのも確かです。
どこもきっと従来のやり方から、より顧客に向き合う形で生き残りをかけて日々企業努力を重ねていることと推測します。
では、冒頭の「大手留学エージェントに任せても大丈夫なのか?」という問いについてですが、最終的にはお客様の判断でサービス内容や担当者とお話してみて決められたらいいと思います。
こう言うとちょっと無責任な言い方にも聞こえるかもしれませんが、結局のところ、留学前や留学先でどの程度のサービスを受け、それに対してどの程度の対価を支払う必要があるのかをよく考えて判断することです。
現代はネット社会でもあるため、評価サイトのレビューや掲示板、口コミ、ブログ、X(ツイッター)やインスタ、FacebookなどのSNSで比較的リアルタイムに客観的手法で情報収集ができる時代となっているので、様々な有益(or 無益 or 不確実)な情報をたくさんインプットすることは容易です。
しかしながら「ステマ(ステルス・マーケティング)」と言われる自作自演行為や、わざと他社などの誹謗中傷などがよくあることも事実です。
どの会社もそうですが、話を聞いたり、見積もりを依頼したり、資料請求はタダでできることが大半です。
まずはその留学エージェントが自分にとってふさわしいのかどうか、任せても安心安全なのかを見極めるために実際にメールや電話、カウンセリングなどで問合せを入れてみることをお勧めします。
そこで他社批判をするような行為は当社ではしませんが、そのような留学エージェントがあるとしたら、その会社はあまり信用が置けないかもしれません。
実際に、ネット上には出ていない現地のローカル情報や留学業界内での情報(噂なども含む)は日々我々の耳に入ってくるもので、意外と表向きにはシェアされていないケースもあります。
(例:A学校の経営の雲行きが怪しい。とか、スタッフの給与が滞っているらしい。など)
我々業界の人間しか知りえない現地ローカルレベルの話も直に確認することができるという点でもネットなどでの表面的な情報だけでなく、実際に自分の目で耳で確かめた上で、総合的にジャッジして行くことが大事です。
そのため、できるだけ留学エージェントのサービスや料金体系を直接確認して理解し、ご自身やご家族にもしっかりと相談するなどし、最終的なエージェント選びをすることが望ましいと思います。
前述のように、もはや、大手留学エージェントに任せていればまず間違いはないという時代ではなくなってきているようです。
大手エージェントにも小規模エージェントにもそれぞれのメリットがあります!
大手留学エージェント利用にもメリットがあります。
それは、交通の便の良い一等地のロケーションに立派なオフィスを構え、ロビーやカウンセリングスペースなどもきれいで、会社によっては高級感漂うところもあります。
実際にイメージ戦略として、外観の良さを重視しているところもあります。
また、無料英会話や豪華なパンフレットを用意していて、一見して会社としての信頼感が持てるかもしれません。
しかしながら、この不況下で契約者数が減少する中でそれらのサービスを提供し続けるには、それだけ多くの投資が必要となりますし、その金銭的負担が顧客側に回るということは想像に難くありません。
一方で、私たちのような小さな留学エージェントには大手にはないメリットがあります。
豪華なラウンジや無料のグループ英会話レッスン、自前の立派なパンフレットなどはありません。
しかしながら、余計な経費を掛けていない分、手配料は無料で行えますし、顧客数が大手ほど多いわけではありませんので、ひとりひとりに対してマンツーマンのフォローができます。
もちろん、カウンセリングは無料ですし、出発前にはオリエンテーションもやります。
そして、英語の勉強方法のアドバイス(私は以前、英会話スクールで教務スタッフをしていましたので、英会話学習のアドバイスは得意です!)や現地での生活の仕方など、あらゆる面から手厚く親身になってサポートできることが最大のメリットです。
私は、以前留学カウンセラーをしているときに、ご契約後のお客様フォローアップに随分と時間を費やしていて、先輩から
「契約済みのお客様フォローしている時間がもったいないから新規のオーダーを追いかけろ!」
と注意されることがしばしばありました。
当時その会社は高額なサポート料金を取っていたので、
「その価値に見合ったサポートを会社がやらないなら自分がやる!」
という気持ちが強く、それも手伝ってかよくお客様からの紹介をいただくことがありました。
そのときの想いは昔も今も変わっていませんし、お申込みいただく方は全員きっちりと最後までフォロー、サポートさせていただきます。
それが『カナダ格安留学サポーター』の最大の魅力だと思いますし、最終的にはその価格以上に価値があると思っていただければなお幸いです。
留学に関してわからないことや不安なことがあれば、是非遠慮せずに何でも聞いてください。
留学経験者として、留学に携わるものとして、なんでも包み隠さず真摯にお応えさせていただきます。
カナダ格安留学サポーター
(株式会社サポートマート)
代表 廣澤 秀訓
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