カナダの物価は日本と比べて高い!?

バンクーバー観光を楽しむ日本人留学生

“カナダは日本よりも物価が高いと聞いたんですが・・・。それはホントですか?”

カナダ留学相談の際に、このように尋ねられることがよくあります。

結論から言ってしまえば、

“この十数年間にカナダ都市部の生活物価は高騰し続けている。”

ということは、紛れもない事実です。

それでは、

“一般的な物やサービスの相場はどれくらいなのか?”

“何が高くて、何が安いのか?”

できるだけ、具体例を挙げて解説していきたいと思います。

カナダの物価は意外と高い?その理由は?

カナダ滞在時の生活費を考えたとき、一般的には

食費・宿泊費・交通費・旅行代・アクティビティ参加費

などの費用が最低限必要になってきます。

 

中長期滞在者の場合は、これらに加えて

光熱費・交際費・スマホや携帯などの通信費・洋服代・衛生用品や身の回り品

などの生活費が掛かってきます。

 

近年、日本から留学や旅行でカナダに行った人たちの多くは

“カナダの物価は思っていたより高かった~(T_T)”

と口を揃えたように言われます。

実際には、一昔前までカナダの物価は日本と比べても安く感じたものです。

(といっても、15年以上前のことですが・・・(^_^;)

 

時代は移り変わり、カナダの中でも渡航者が多い西海岸のバンクーバー、ビクトリアや東海岸のトロント、モントリオールなど、主要都市の生活物価は年々高騰傾向していますし、カナダドルの対円為替レートでも円安基調が続きます。

これはカナダだけに限ったことでなく、アメリカやイギリス、オーストラリアなど、留学先として人気の英語圏の国々では物価がどんどん高騰を続けています。

厳密に言えば、日本がこの十数年間ずっとデフレ状態だったこともあり、

日本の物価が十年以上も横ばい傾向なので、他国の物価がより高く感じる。

というのが実際のところでしょう。

おまけに、

カナダの消費税率は、日本の消費税率よりも高い。

という点も、カナダの物価が高く感じる要因になっているようです。


レストランやカフェでの飲食費は?

日本の感覚でバンクーバーやトロントなどの主要都市にあるレストランやカフェで食事をすると、

“え? なんか妙に高くない?”

と、多くの人が思うかもしれません。

 

当然、食事をする場所や食べるもの、レストランの等級やサービスなどによって値段は異なりますが、

“この内容で、こんなに高い金額取られるの?”

となることは、よくある話しです。

それは、単に物価面だけでなく、高い消費税に加えて、カナダやアメリカなどの北米地域でおなじみの

”チップ(心づけ)”

という習慣があるというのも、外食費が高く感じる理由の一つとなっています。


カナダで食べるラーメン一杯の値段は?

近年、バンクーバーやトロントなどでは日本のラーメン店が流行っていて、新しい店舗がどんどんできています。

“まあ、ラーメンなら安いんじゃないの?”

と思ってしまいますよね。

 

ですが、実際にカナダで食べるラーメン単品の値段は

“10~15ドル!”

くらいします・・・(-_-;)

さらに、ラーメン店でも消費税とチップを払うことになるため、日本のラーメン店の平均的な値段と比べると、かなり高い印象を受けるはず。

それに、ラーメン単品だと物足りない人も多いでしょう。

例えば、20ドルの餃子セット or チャーハンなどのセットメニュー を頼んだとします。

消費税(5~10%) + チップ(10~15%)

だとしたら、少なくとも5ドル程度の上乗せがあると考えて

【カナダで食べるラーメン&餃子 or チャーハンセット】

の平均的な価格は・・・

“25ドル!!” 日本円だと、約2,200~2,500円・・・)

さすがに、これはびっくりですね^^;

その点からも、よほどのラーメンマニアでもない限り、

“今日はめちゃ寒いし、口がラーメンの口になってるから、何が何でもラーメンが食べたいね~ん!”

という日以外は、カナダでラーメン店に行くのは控えた方がよいかもしれません・・・。


嗜好品(レストランやカフェでの飲食)の平均的な価格帯は?

下記のリストは、主にカナダの主要都市にあるレストランやカフェなどで外食をした場合やビール、タバコなどの嗜好品価格の平均値をまとめたものになります。

サイズや時間帯、都市や場所によって多少の物価差があるため、あくまで参考データとしてご覧いただければと思います。

食べ物や飲み物など・嗜好品の平均的な価格帯(カナダドル)

朝食(トースト or パンケーキ&スクランブルエッグ or エッグベネディクトなど&クリスピー・ベーコン&コーヒー or 紅茶 or アップルジュース or オレンジジュースなどのセットメニュー) 6~10ドル
ランチ or ブランチ(カフェ、レストラン、フードコートなどのランチメニュー) 8~15ドル
夕食(レストランなどでのディナーメニュー) 15~20ドル
コーヒー×1杯(Starbucks、BLENZ、Second Cup、Tim Hortonsなどのブレンドコーヒー・レギュラー or トールサイズ) 2~4ドル
紅茶×1杯(DAVIDsTEA、BLENZ、Teavanaの紅茶や抹茶などのレギュラーサイズ) 2~3ドル
Poutine・レギュラーサイズ×1人前(プーティンとは:カナダ料理の代表メニューで、フライドポテトにグレイビーソースとカッテージチーズをかけたファストフード) 5~7ドル
ハンバーガー×1個(ファストフード・マクドナルドのビッグマック単品、バーガーキングのWhopper単品などの場合) 4~5ドル
ファストフード店のセット or コンボメニュー(ハンバーガー+フライドポテト+ドリンクセットなどの場合) 5~10ドル
ピザ(デリバリー or テイクアウト)×1枚(Mサイズ(約12インチ)の場合) 14~18ドル
寿司(にぎり寿司、カリフォルニアロールなどの巻き寿司×1人前(10ピース)などの場合) 10~20ドル
ラーメン×1杯(都市部にある日本スタイルのラーメン店の場合) 10~15ドル
コカコーラ or ペプシコーク or カナダドライ・ジンジャーエールなどの炭酸飲料(500ml)×1本 2~3ドル
缶ビール(500ml)×1本 2~3ドル
タバコ×1パック(1箱20本入り) 12~15ドル

Oh!役立ちメモ ~消費税とチップの話し~

カナダでは、レストランやカフェ、フードコートなどでの外食は嗜好品として扱われるため、バンクーバーやビクトリアなどがあるブリティッシュ・コロンビア州の場合、GST(カナダの国が課す連邦消費税)として【5%】が、トロントや首都のオタワがあるオンタリオ州だとHST(GSTとPST(州が課す消費税))として【13%】が別途課税されます。

加えて、チップ(心づけ)の習慣があるため、外食をした際には消費税を除いた元の料金にプラスして【10~15%】程度を上乗せして払うことがマナーとされています。

外食後のお会計の際には、思いの外高くつくということが多々あるため、消費税とチップの上乗せ分もある程度事前に計算しておくとよいでしょう。

カナダの消費税とチップについては、それぞれまた別ページで詳しくお伝えします!

ホテル宿泊費や交通費は?(旅行者・短期滞在者向け)

カナダに数日間の旅行や1~2週間未満の短期留学をした場合、宿泊先として、ホテルやホステルを選ぶ人が多いかと思います。

1~2週間程度の短期滞在プランであれば、移動手段もそれぞれの都市にある公共交通機関(バス、電車 or 地下鉄など)を利用する機会が多いかもしれません。

カナダの主要都市の宿泊費や交通費の相場はどのくらいなのでしょうか?

カナダのホテル宿泊費の相場(旅行者・短期滞在者向け)

カナダに限らずどこの国もそうですが、ホテルはピークシーズンとオフピークのシーズンで料金が倍近く変わることがあるため、ホテル予約サイトなどをうまく活用して、滞在予定シーズンの宿泊料金をチェックすることをおすすめします!

ホテル泊だと、ほとんどの場合は食事なしプランが基本のため、ランチ代やディナー代なども考慮してホテル選びをするとよいでしょう!

ホテルなどの宿泊施設・1泊あたりの宿泊費(カナダドル)

中級クラスのホテルの場合 150~300ドル
格安タイプのホテルの場合 50~150ドル
B&Bの場合(B&B:Bed and Breakfast) 60~150ドル
ホステルの場合(ユースホステル、バックパッカーズ・ホステルなど) 15~35ドル

交通費(バス/地下鉄など)の相場(旅行者・短期滞在者向け)

カナダに数日間の旅行や1~2週間未満の短期留学の場合であれば、バスや電車、タクシーなどの移動交通手段を利用する人が多いです。

都市によって交通システムは異なりますが、短期滞在者であれば、バスや電車 or 地下鉄などの交通機関の利用が終日可能な【一日乗車券】や【ウィークリーパス】などのお得な交通パスをうまく活用すれば、比較的安価に移動することができます。

また、カナダでは最近、レンタル自転車やバンクーバーにある【mobi】などのシェアサイクル、【Uber】などの配車サービスを利用する旅行者が多く、よりリーズナブルな移動手段の選択肢が増えているのは嬉しい限りですね。

バス・地下鉄運賃などの平均価格(カナダドル)

乗車券(1区間/1ゾーン:バス、電車 or 地下鉄、フェリーなどの1区間利用料) 2.5~3.5ドル
1日乗車券(デイパスなど) 10~13ドル
タクシー代(初乗り料金) 3.5~4ドル
シェアサイクル(mobiなど:終日パス) 10~12ドル

何もかもが高い訳じゃない!

もしかすると、

“カナダは何もかも、日本より高いんじゃないの?”

という印象を与えてしまったかもしれませんが、一方で、カナダの方が安いと感じる物もたくさんあります。

スタバに代表される

“カフェのコーヒーや紅茶、ピザなどのファストフード系の食べ物や飲み物などは日本よりもカナダの方が安い傾向”

にありますし、スーパーマーケットやドラッグストアなどの食料品や飲料水などは比較的リーズナブルな価格帯のものが多いです。

日本なら【ワンコイン(500円)から1,000円以下】でも、安くておいしい物をしっかり食べられる外食チェーン(牛丼店、ラーメン店、うどん/そば屋、カレー屋など)が街中にたくさんありますが、カナダには、リーズナブルな価格で一般的な日本人が好む食べ物を扱う外食チェーンはさほど多くありません。

ですが、カナダのほどんどのショッピングセンターやショッピングモール内にはフードコートがあり、ハンバーガーやホットドッグ、ピザやパスタなどのベタなファストフードから、日本食、中華料理、インド料理など、バラエティに富んだお店やメニューが豊富に揃っていて、その価格帯は比較的リーズナブルです。

カナダでなるべく安くておいしい物が食べたいときは、ひとまず、

“ショッピングセンターやショッピングモールの地下にあるフードコートを目指しましょう!”

まとめ:

  • カナダの外食費などの物価は、日本よりもやや割高傾向!
  • 物価上昇だけが理由ではなく、消費税やチップが高く感じる要因!
  • スタバのコーヒーやティーショップの紅茶は日本よりも安い!
  • ファストフード店やフードコートでの飲食はリーズナブル!
  • ホテル代はピンキリだけど、格安ホテルは探せばたくさんある!
  • 移動交通費は、デイパスやウィークリーパスを利用すれば比較的リーズナブル!