カナダの主な宿泊パターンを知ろう!
カナダの主な宿泊パターンを知ろう!
カナダ到着後、最初にステイする場所は渡航前に決めておかないと不安なものです。
どのような宿泊先があり、それぞれどのようなメリット or デメリットがあるのでしょうか?
ここでは、カナダ留学プランで一般的な次の3タイプの宿泊パターンについてご紹介します。
- ホームステイ(最もスタンダードな滞在タイプ)
- 学生ハウス / レジデンス(保有する学校が少ないため学校が限定される)
- シェアハウス / ルームシェア(カナダ渡航後に探すのが一般的)
ホームステイ – Homestay
カナダでの宿泊先のファーストチョイス!最初はホームステイが最もおすすめです!
特に、初めての海外留学や短期留学などの場合には最適なステイ方法です。
多くの場合は自分専用のシングルルームが与えられ、食事も2食(朝夕食)or 3食(朝昼夕食)ついているため生活費も節約でき、英語学習にも専念できます。
カナダ で1~2カ月程度の滞在プランであれば、ホームステイ滞在を選択する方が圧倒的に多いです。
春休みや夏休みの短期留学の方はもとより、カナダ滞在期間が3カ月を超えるような中長期の語学留学やワーキングホリデーの方も、カナダ入国後最初の6-8週間を過ごす宿泊タイプとして最もスムーズで快適な生活が送れる方法がこのホームステイと言えます。
カナダの主要都市には昔から世界各国からの留学生が多いため、ホストファミリーとして留学生を長年受け入れているファミリーがとても多く、学生寮やシェアハウス、ホテル滞在などと比較しても受け入れファミリー登録数が多い分、時期や期間を問わずにアレンジすることができる利点があります。
ホームステイ滞在には次に挙げるようなメリットとデメリットがあります。
ホームステイのメリット
- ホストファミリーと日常生活で必要な英会話を交わす機会が多いため、短期間で英語コミュニケーション力の向上が期待できる!
- カナダの一般家庭での生活を通して文化や生活習慣、マナー等を知ることができる!
- 通常、シングルルーム(自室)があるためプライバシーが守られている!
- 食事(朝食(昼食)夕食)が提供されるので、宿泊費用がリーズナブルになることが多い!
- 渡航前にホームステイ先の情報がわかるため、ご本人はもとより日本のご家族も安心!
ホームステイのデメリット
- やはり人の家庭に居候するという点では多少なりとも気を遣う!
- ホームステイ先の多くは住宅街にあるため学校までの通学時間が掛かる!(電車 / バスなどで40分~1時間圏内)
- 生活に慣れるにつれて、ルームシェアや一人暮らしをする傾向にあるため、3カ月くらいまでが相場!
このように、多くのメリットもあれば、少なからずデメリットもありますが、総合的にホームステイは最も優れたステイ方法ということになります。
留学期間やプランにより、留学生活の序盤はホームステイ、以降はシェアハウスやルームシェアでの滞在など、ご希望に応じてフレキシブルな宿泊プランのご提案をさせていただいています。
学生ハウス/レジデンス – Student House/Residence
カナダでの宿泊タイプの選択肢として、学生ハウスやレジデンスと呼ばれる寮タイプの宿泊施設があります。
通学する予定の学校がこれらの宿泊施設を所有しているか宿泊先との契約がある場合であれば、この滞在タイプを選ぶことができます。
学生ハウスやレジデンスなどへの滞在を希望される方がよくおられますが、カナダの語学学校でこれらの宿泊施設を学校独自で保有しているケースは稀です。
語学学校の料金表などをみても「学生寮やレジデンスなどの手配ができる。」とうたっている語学学校は一部の学校に限られるため「何が何でもホームステイ滞在を避けたい!」という方でない限りは、カナダの語学留学プランで学生ハウスやレジデンス滞在のできる学校はかなり限定的なため、ホームステイ滞在を第一におすすめします。
どうしても、学生ハウスやレジデンスなどの宿泊タイプでないとダメという方は、まず最初に学生ハウスやレジデンスなどの宿泊施設を所有する学校を選ぶことから始める必要があります。
そのため「最初から通う学校を限定しないといけない点」、「夏休み期間にあたる夏季のピークシーズン(7~8月)は混雑傾向で早い段階(半年前など)で満室になることがある点」なども考慮する必要があるため、かなり早い時期からプランを決めて申し込みを入れる必要があります。
学生ハウス/レジデンス滞在には次に挙げるようなメリットとデメリットがあります。
学生ハウス/学生レジデンスのメリット
- ホームステイと違って、あまり気を遣わずに過ごせる!
- 食事が付かないため、自分で好きなものを食べることができる!
- 他国の留学生との交流機会がある!
学生ハウス/学生レジデンスのデメリット
- 学生寮タイプの宿泊施設を保有or契約している学校が限定されるため、まず最初に通学する学校を決める必要がある!
- 夏場などのピークシーズンはすぐに満室になるため、かなり早い段階での申込みが必要!(早いところだと5~6カ月前にすでに満室になることも!)
- 2人部屋や4人部屋などの場合、プライバシーが一切ない!
- 食事付きでないため、自炊するか外食しないといけない!
- 宿泊料金が高い!(食事なし・月額:$1,400 – $2,000が相場)
- 最初にデポジット(保証金)を預け入れる必要がある!
このように、カナダでの語学留学に関して言えば、寮滞在プランについてはメリットよりもデメリットと言える要素が多いのも事実です。
どうしても寮滞在を経験したいという方は、まずは学生寮を持つ学校を選定し、その上で料金や部屋の空き状況などを確認した後に手配を依頼するというプロセスを前提に寮滞在をすべきか否かの検討をされるとよいでしょう。
カナダに2カ月以上滞在予定の中長期滞在予定者であれば、シェアハウスやアパートメントやコンドミニアムでルームシェアをするパターンも。
シェアハウスやルームシェアなどの滞在方法は、主に3カ月以上の中長期留学プランで渡航される方向けの宿泊方法で、渡航後すぐはホームステイを1~2カ月程度して、ホームステイ期間中にシェアハウスやルームメイト募集広告などをみて、住みたい部屋を探すというのが最も一般的です。
この流れですと、まずはホームステイをしながら住い探しができますし、当然ながら住む場所を直接見に行くことができます。
逆に、この「見に行く」ということをしないで、シェア先を決めるようなことは金銭面やセキュリティ面でのリスクが伴うため絶対におすすめできません。
- 住むエリア / ロケーション
- レント代(家賃)
- 条件(光熱費や通信費は含まれるのか否かなど)
- シェアをする相手がどんな人物なのか
をしっかりと見極めた上で、募集主との面談&交渉をした上で、条件が折り合えば住み始めるという流れが基本です。
シェアハウスやルームシェア滞在には次に挙げるようなメリットとデメリットがあります。
シェアハウス・ルームシェアのメリット
- ホームステイとは異なり、気を遣うシーンがあまりない!
- 食事は自炊が基本のため、自分で好きなものを食べることができる!
- 安いところを見つけられた場合には、滞在費用を節約できる!
- ネイティブスピーカーとシェアする場合、英語の勉強になる!
シェアハウス・ルームシェアのデメリット
- 日本や海外からだと契約してもらい難い。
- シェアメイトとして滞在する場合、相手が信用できる人かどうかなどしっかりと見極める必要がある!
- 条件などにこだわりがあればあるほど、見つけるまでに時間がかかる!
- 食事付きでないため、自炊 or 外食しないといけない!
- 光熱費やWi-Fi使用料金やケーブルテレビ代などがレント代に含まれるか否かなど、特に金銭面での細かい確認が必要!
このように、シェアハウスやルームシェアでの滞在に伴っては、多かれ少なかれ神経質に成らざる得ない要素があることがわかります。
シェアハウスやルームシェア等の滞在先を探す際には、できるだけ経験者に話しを聞くようにするなどして、慎重に住まい探しを進めたいものです。
あんしんサポート付きプランで渡航された方であれば、現地在住歴の長いベテラン現地スタッフが住まい探しのアドバイスもちゃんとしてくれるので、ホームステイ後の滞在先探しも安心して進めることができたと評判です。
住まい探しは慎重になり過ぎるくらいでちょうどよいと思います。
安易にステイ先を決めてしまって、後から大きなトラブルだけには決してならないようにしたいものです。
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