コロナ禍でカナダに入国する方法とは?

コロナ禍でカナダに入国する方法とは?

2021年9月8日時点でのカナダの新型コロナウィルス感染症(Covid-19 Disease)対応状況についてのご案内です。

2020年3月半ばからの入国規制開始以降、ビジター(ビザなし・観光ステータス)をはじめとした旅行者や留学生に対する入国規制が掛かった状態が続いていましたが、フルワクチン(原則2回)接種を終えている場合に関しては、入国規制を緩和するという流れになっています。

2021年9月8日時点では、アメリカやその他エリアからカナダへの入国制限が条件付き(ワクチン接種済みであること)で実質的に解除されています。

2021年9月8日時点では、政府指定ホテル隔離も撤廃されていて、就学目的で事前に就学許可を取っていて、ワクチン接種2回を済ませている場合は「隔離なし」でのカナダ入国が認められる流れとなりました。

カナダ国内のワクチン接種状況についても、2021年9月1日までに12歳以上のカナダ国籍の人口の約「75%」が少なくとも1回目のワクチン接種を済ませており、2回目の接種を終えた人の割合も約「68%」と世界的に見ても接種率がとても高い国の一つです。

州により規制内容や規制緩和のタイミングやルールが異なりますが、いずれの州でもワクチン接種が進むにつれて、各種の行動規制が段階的に解かれてきています。

カナダの新型コロナウィルス感染症による留学生への影響について

a man wearing mask standing on the street

カナダでは、新型コロウィルス感染症による入国規制が長らく続きましたが、留学生に関しては昨秋から段階的な規制緩和が行われ、条件をクリアすればカナダに入国することが可能となっています。
また、2021年9月7日からは、ビジター(eTA:ビザ免除)での入国も条件次第で可能となっています。

カナダ留学を検討している人にとって、現状とこれから先のカナダ政府や主要な州や都市の対応がどうなっていくのかはとても気になるところですが、これから先、カナダ渡航を検討している人がコロナ禍で入国可能な方法やビザ申請プロセスなどについてご紹介します。

そもそも、今カナダに入国することはできるのか?

最初に結論からお伝えすると

「条件次第では入国できる!」

というのがその答えです。

現時点では、カナダへの入国が認められるケースと認められないケースがあるため、これからカナダへの留学を検討するにあたり、その見極めがポイントになってきます。

カナダへの入国が認められないケース

  • ビジター(ワクチン未接種 / 接種1回のみ / カナダ政府非認定ワクチン接種の場合 )・・・

    カナダ政府認可のワクチン接種を終えていない場合は、ビジター(eTA)でのカナダ入国は「NG」となります。
    *カナダ政府認可のワクチン(ファイザー / モデルナ / アストラゼネカ / ジョンソン&ジョンソンのいずれか)

    *2021年9月7日以降、フルワクチン接種(原則2回)を終えている場合は、ビジター(eTA:ビザ免除)での入国が可能となります。
    新型コロナウィルスによる入国規制が強化されて以降はビジター(ビザ免除)でのカナダ入国が禁止されたままでしたが「ワクチン接種(2回)完了していること」を条件に入国を解禁することになりました。
  • ワーキングホリデー(ワクチン未接種 / 接種1回のみ / カナダ政府非認定ワクチン接種の場合)・・・

    コロナ禍では、ワーキングホリデーの場合は「ジョブオファー(カナダの就業先が発行する内定通知書面)」がないとワーキングホリデービザでカナダに入国することができない状況が続いていましたが、2021年9月7日より「ジョブオファー不要」となりました。

    *ジョブオファーなしで新規にワーホリで渡航を計画している人は、原則として、ワクチン接種を終えていることがワーホリでカナダに入国できる条件となります。

    『カナダ・ワーキングホリデー(IEC)2021年度募集』では、申請用のアカウントの作成後に「ジョブオファーの提出」を求められていましたが、2021年9月13日以降、従来通り「ジョブオファーなし」での「抽選方式(Rounds of Invitations)で招待レター(ITA)をゲットした人が申請を進めることができる。」という流れに戻ります。

カナダへの入国が認められるケース

  • 学生ビザ(語学学校/カレッジ通学プラン)・・・

    カナダに行くメインの目的が就学であれば「学生ビザ」が最も入国しやすいビザの一つです。

    新型コロナウィルスによる入国規制が掛かる前までは、6カ月以下のカナダ滞在プランであれば、パスポートのみで最長6カ月間カナダにいることができました。

    その間に6カ月までなら語学学校(ESL)などに通学することも認められていましたが、入国規制が掛かって以降はビジター(ビザ免除)でのカナダ入国ができない状態でした。

    コロナ禍でカナダで就学したい留学生への特例措置として「6カ月未満の通学プラン(例:12週間通学など)でも事前に学生ビザの申請をして入国許可書を発行してもえれば、カナダに学生ビザで渡航することができる」ようになっています。

    当然、6カ月以上の語学学校やカレッジ通学プランであれば事前に学生ビザ申請が必要なことに変わりはなく、ほぼ従来通りのビザ申請プロセスを経る流れになります。

    2021年9月7日以降、ビジター(eTA:ビザ免除)ステータスでの入国が解禁されたことにより、6か月以下の通学を伴う滞在プランの場合は学生ビザ申請不要となりそうです。
  • ワーキングホリデー(ワーホリ)・・・

    コロナ禍でのワーキングホリデーの場合、事前に「ジョブオファー(カナダの就業先が発行する内定通知書面)」をもらうことが条件で入国を許可していましたが、2021年9月7日以降「ジョブオファーなし」でもワーホリでの入国許可レター (POE Letter)を保有している場合で、フルワクチン接種を済ませている場合に限り、ワーホリでのカナダ入国が許可される流れになります。

    いずれのステータスにおいても、2021年9月7日以降は「フルワクチン接種(原則2回)を完了している」ことがカナダ入国の前提条件になっていると考えて差し支えないです。

    学生ビザの場合は未接種でも「カナダ入国後の14日間自己隔離やPCR検査」をクリアすれば、カナダ入国自体は認められますが、現実問題として、「ワクチン未接種だと通学できない」ケースが想定されるため、大前提として、ワクチン接種を終えてからのカナダ渡航が望ましいと言えます。

カナダへの入国が認められるケースにおける注意点

  • 短期通学プランで学生ビザの申請を考えている人・・・

    コロナ特例として「6カ月未満でも学生ビザの申請が可能」となっていますが、4週以下の通学プランで学生ビザを申請するのはあまり現実的ではありません。

    現在もワクチン未接種だと「カナダ到着後14日間の自己隔離が必須」のため、4週間の通学プランだと前半2週間が隔離期間となり、前半にオンライン授業を受ける流れにしても、実質的には2週間の通学プランになってしまいます。
    (*ただし、2回目のワクチン接種を終えていれば、14日間の自己隔離は免除される)

    カナダから日本へ帰国後も「約2週間」の自己隔離が必要なため、コロナ禍での短期留学はよくよく検討して決める必要がありそうです。

    また、滞在可能期間が短いとビザの延長手続きも難しくなるため、少なくとも「12週間以上の通学プランで学校を申し込むこと」が望ましいと言えます。
  • お役立ちTips(おすすめの方法)・・・

    同じ学生ビザでも、語学学校(ESL)通学プランだと就労ができませんが、キャリアカレッジや専門学校などの通学プランやビジネスCo-opプログラム付きのプランであれば、就学期間中も「週あたり20時間までのアルバイトが可能」で「Co-op期間には有給でフルタイムでの就業が可能」です。

    そのため、ワーキングホリデーでのカナダ入国が難しかったコロナ禍では、就業が可能なキャリアカレッジ通学プランでカナダに渡航するパターンでプランニングする人が非常に増えました。

    Co-opプログラム参加にあたっては、レベルチェックテスト(学校によりプラス「オンライン/電話インタビュー」)が必要です。

    中級~上級の英語レベルが必要なケースが大半ですが、初級レベルの人でも語学研修(ESL)からスタートする流れでプランを立てることが可能です。
  • ILAC International College (バンクーバー・トロント)
  • Canadian College (バンクーバー)
  • CICCC : Cornerstone International Community College of Canada(バンクーバー)
  • Greystone College(バンクーバー・トロント)
  • Vanwest College(バンクーバー)
  • VIC Career Campus(バンクーバー)
  • VGC School of International Business(バンクーバー)

    など、語学学校併設型キャリアカレッジのビジネスCo-opプログラムが人気です。

学生ビザでカナダに渡航するためのプロセスは?

Air Canada flight

先に述べた通り、学生ビザを事前に申請して、カナダへの入国許可書を取得しさえすれば、カナダに入国することができます。

コロナ禍において、学生ビザ申請作業プロセスやその後の流れは通常時との大差はほぼありませんが、カナダ出発前と到着後のプロセスについては通常時とは大きく異なる点があるため、入国許可書取得以降にしっかりとカナダ入国に際しての事前準備をする必要があります。

通学プランの決定から入国許可書取得までの流れ

カナダに学生ビザで滞在するためには、最初に入国許可書を取得しておく必要があります。

入国許可書取得までの学生ビザ申請フローは主に次のような流れとなります。

通学する学校を決めて申し込む
カナダ政府が認める指定校リスト(DLI)に掲載されている語学学校やカレッジ、大学は全て学生ビザ申請対象校として認可されているため、現在カナダにある大部分の学校は学生ビザの承認が下ります。

どの学校にいつから、どのくらいの期間通学するかなどについては、是非お気軽にご相談ください。

本プロセスの所要日数の目安:約2~10週間
お申し込み手続き~学校手配を実施
学校、コース、プログラム、通学期間、滞在プランなどを決定したら、お申し込み手続きを行います。

お申し込み手続き完了後、各学校への手配依頼を行います。
その後、学校から入学許可書(Letter of Acceptance)が届くので、それをもとに学生ビザの申請作業準備に入ります。

本プロセスの所要日数の目安:約2~4週間
学生ビザ申請必要書類の準備~ビザ申請作業開始
学校から入学許可書(Letter of Acceptance)が届いた段階で、学生ビザ申請作業に取り掛かります。

学生ビザ申請に伴い、以下の書類を準備します。
(一般的な語学学校(ESL)通学プランの場合)

・通学予定期間以上の残存期限があるパスポート
・通学予定の学校から発行された入学許可証(Letter Of Acceptance)
・英文残高証明書
・顔写真データ(指定サイズ:縦4.5cm×横3.5cm)
・就学許可申請フォーム(IMM1294E)
・学生ビザ申請手数料(150カナダドル:オンラインによるクレジットカード払い)
・バイオメトリクス:生体認証登録(指紋認証&顔写真登録料:85カナダドル)

本プロセスの所要日数の目安:約2~3週間
学生ビザ申請書類提出~バイオメトリクスの予約&登録
学生ビザ申請必要書類をカナダ移民局アカウントからデータ送信します。
ビザ申請料金などの決済を終えたら、VAC(ビザアプリケーションセンター)でのバイオメトリクス登録日を予約します。

バイオメトリクス(個人識別情報)については、東京、もしくは、大阪のビザアプリケーションセンターに訪問して指紋の登録と顔写真の登録をする必要があります。

バイオメトリクス(個人識別情報)について

本プロセスの所要日数の目安:約1~3週間
バイオメトリクス登録完了~カナダの入国許可レター発行
バイオメトリクスの登録が無事に終わると、通常、数日から3週間以内には入国許可レターが発行されます。
*重要:2021年5月以降、学生ビザでの入国許可が取れるまでに「6~10週間」前後掛かっています。
そのため、学生ビザでのカナダ渡航を検討している人は、最低でも出発予定の「3か月前」までに「バイオメトリクス予約」段階にはしておきたいところです。


入国許可レターが発行されると、学生ビザでカナダに入国することが可能となります。

本プロセスの所要日数の目安:約8~12週間(*2021年5月以降の平均的な所要期間)

「留学プログラム申し込みからカナダ入国許可書取得まで」のプロセスに要する日数については最低でも「12週間~16週間」程度は見ておくとよいでしょう。

学生ビザでカナダに渡航するための工程が比較的多く時間を要するため、できるだけ早い段階での留学相談を推奨します。

また、コロナ禍でのカナダ入国に際しては、現状の様々な入国条件をクリアにしないといけません。

カナダ渡航プラン決定後も、様々な渡航前後のプロセスを経る必要がありますので、それらについては以下のページを合わせてチェックしてみてください。

カナダ格安留学サポーターでは、上記の学校通学プランから学生ビザ申請アシストまでを一貫してサポートしています。
カナダ留学を検討している人は是非お気軽にお問い合わせください。