コロナ禍でカナダに入国する方法とは?

コロナ禍でカナダに入国する方法とは?

2021年4月15日時点でのカナダの新型コロナウィルス感染症(Covid-19 Disease)対応状況についてのご案内です。

2020年3月半ば以降から今もなお、ビジター(ビザなし・観光ステータス)をはじめとした旅行者や留学生に対する入国規制が掛かった状態が続いています。

2021年4月15日時点では、アメリカやその他エリアからカナダへの入国制限が「2021年4月21日まで」に延長され、さらにこの措置は延長される見込みです。

いつ入国制限が完全に解除されるのかは不明ですが、カナダ国内でのワクチン接種計画の進行具合と今後の新型コロナウィルス感染症の広がり方次第では、現在設けられている各種の入国規制が段階的に解除されることになると予想されています。

カナダ国内のワクチン接種計画によれば、7月1日までにカナダ住民の大部分が第1回目のワクチン接種を終えるフローでプランニングがされていて、これが早まる可能性もありそうです。

また、トロントでは12月より継続して発令されていたShutdownが2021年3月8日時点で解除され、Grey-Lockdownゾーンへと移行しましたが、その後、再度シャットダウン状態となってしまいました。

カナダの新型コロナウィルス感染症による留学生への影響について

a man wearing mask standing on the street

カナダでは、新型コロウィルス感染症による影響により現時点でも観光ステータス(ビザなし)での入国が完全にブロックされている状況ですが、留学生に関しては昨秋から段階的な規制緩和が行われ、条件をクリアすればカナダに入国することが可能となっています。

カナダ留学を検討している人にとって、現状とこれから先のカナダ政府や主要な州や都市の対応がどうなっていくのかはとても気になるところですが、これから先、カナダ渡航を検討している人がコロナ禍で入国可能な方法やビザ申請プロセスなどについてご紹介します。

そもそも、今カナダに入国することはできるのか?

最初に結論からお伝えすると

「条件次第では入国できる!」

というのがその答えです。

現時点では、カナダへの入国が認められるケースと認められないケースがあるため、これからカナダへの留学を検討するにあたり、その見極めがポイントになってきます。

カナダへの入国が認められないケース

  • ビジター(旅行や観光ステータスで、平時であればビザ免除でパスポートのみで滞在可能なケース)・・・

    カナダでは新型コロナウィルス感染症のまん延以前はビザの申請をすることなく、有効なパスポートさえあれば6カ月までの滞在を認めていました。
    (*eTAオンライン登録は必須)

    新型コロナウィルスによる入国規制が強化されて以降は未だにビジター(ビザ免除)でのカナダ入国が禁止されたままとなっています。

    ビザなしのステータスで新規にカナダに渡航することは現段階では困難な情勢で、いつこの規制が緩和されるのかは未定です。
  • ワーキングホリデー(ワーホリ)・・・

    ワーキングホリデーの場合は「ジョブオファー(カナダの就業先が発行する内定通知書面)」がないとワーキングホリデービザでカナダに入国することができません。

    2021年3月1日から受付がスタートした『カナダ・ワーキングホリデー(IEC)2021年度募集』においても、申請用のアカウントの作成と抽選プールへの登録まではシステム上できるようですが、その先の招待レターを発行してもらうためには「ジョブオファー」の事前提出が必要となっています。

    従来のワーキングホリデーのように「ジョブオファー」が不要となるのがいつになるのかは未定ですが、新型コロナウィルス感染症が収束する頃にはこの条件がなくなるとは思われます。

カナダへの入国が認められるケース

  • 学生ビザ(語学学校/カレッジ通学プラン)・・・

    現時点で最もカナダに入国がしやすいステータスが「学生ビザ」です。

    新型コロナウィルスによる入国規制が掛かる前までは、6カ月以下のカナダ滞在プランであれば、パスポートのみで最長6カ月間カナダにいることができました。

    その間に6カ月までなら語学学校(ESL)などに通学することも認められていましたが、入国規制が掛かって以降はビジター(ビザ免除)でのカナダ入国が不可となったままです。

    ですが、留学生への特例措置として、「6カ月未満の通学プラン(例:12週間通学など)でも事前に学生ビザの申請をして入国許可書を発行してもえれば、カナダに学生ビザで渡航することができる」ようになっています。

    当然、6カ月以上の語学学校やカレッジ通学プランであれば事前に学生ビザ申請が必要なことに変わりはなく、ほぼ従来通りのビザ申請プロセスを経る流れになります。
  • ワーキングホリデー(ワーホリ)・・・

    ワーキングホリデーの場合でも、事前に「ジョブオファー(カナダの就業先が発行する内定通知書面)」をもらうことができれば、ワーキングホリデー(IEC)ビザのステータスでカナダに入国することができます。

    当然ですが、カナダ渡航前に就業先を決められる人は稀です。

    カナダ現地に特別なコネクションでもない限り、

    「日本からカナダの就業先を探して応募し、ジョブインタビューをクリアして採用された人にのみ正式なジョブオファーレターが発行される。」

    という流れがほとんどなため、コロナ禍でワーキングホリデー(IEC)でカナダへ入国することはかなり敷居の高い設定になっていることは否めません。

    (*一部の例外として、RO (Recognized Organization) と呼ばれる認定機関プログラムを介して手続きすれば、ワーキングホリデーでカナダに渡航できる可能性もありますが、こちらも事前にジョブオファーが必要という条件に変わりはありません。ROについては現地機関に確認の上、追って情報共有したいと思います。)

カナダへの入国が認められるケースにおける注意点

  • 短期通学プランで学生ビザの申請を考えている人・・・

    コロナ特例として、6カ月未満でも学生ビザの申請が可能となっていますが、4週以下の通学プランで学生ビザを申請するのはあまり現実的ではありません。

    現在もカナダ到着後14日間の自己隔離が必須のため、4週間の通学プランだと前半2週間が隔離期間となり、前半にオンライン授業を受ける流れにしても、実質的には2週間の通学プランになってしまいます。

    滞在可能期間が短いとビザの延長手続きも難しくなるため、少なくとも、12週間以上の通学プランで学校を申し込むことが望ましいと言えます。
  • 学生ビザで渡航し、その後、ワーホリビザへの切り替えを考えている人・・・

    一部にこのパターンを提案する留学エージェントがあるようですが、割とリスクのある方法のため現段階ではあまりおすすめではありません。

    現状のルールでは「ジョブオファー」がないとワーキングホリデービザのステータスでカナダに入ることができないため、通学期間中に就業先を見つけることができない場合には、ワーキングホリデービザへのステータス変更ができません。

    「ジョブオファー」が不要になるのがいつになるかも不明なため、カナダ渡航後に「学生ビザ⇒ワーキングホリデービザに切り替える」ことができない状況も想定しておく必要があります。
  • お役立ちTips(おすすめの方法)・・・

    同じ学生ビザでも、語学学校(ESL)通学プランだと就労ができませんが、キャリアカレッジや専門学校などの通学プランやビジネスCo-opプログラム付きのプランであれば、就学期間中も「週あたり20時間までのアルバイトが可能」で「Co-op期間には有給でフルタイムでの就業が可能」です。

    そのため、ワーキングホリデーでのカナダ入国が厳しい今、就業が可能なキャリアカレッジ通学プランでカナダに渡航するパターンでプランニングする人が増えてきています。

    Co-opプログラム参加にあたっては、レベルチェックテストとオンライン/電話インタビューが必要です。

    中級~上級の英語レベルが必要なケースが大半ですが、初級レベルの人でも語学研修(ESL)からスタートする流れでプランを立てることが可能です。
  • ILAC International College (バンクーバー・トロント)
  • Canadian College (バンクーバー)
  • CICCC : Cornerstone International Community College of Canada(バンクーバー)
  • Greystone College(バンクーバー・トロント)
  • Vanwest College(バンクーバー)
  • Vancouver International College(バンクーバー)
  • VGC School of International Business(バンクーバー)

    など、語学学校併設型キャリアカレッジのビジネスCo-opプログラムが人気です。

学生ビザでカナダに渡航するためのプロセスは?

Air Canada flight

先に述べた通り、学生ビザを事前に申請して、カナダへの入国許可書を取得しさえすれば、カナダに入国することができます。

コロナ禍において、学生ビザ申請作業プロセスやその後の流れは通常時との大差はほぼありませんが、カナダ出発前と到着後のプロセスについては通常時とは大きく異なる点があるため、入国許可書取得以降にしっかりとカナダ入国に際しての事前準備をする必要があります。

通学プランの決定から入国許可書取得までの流れ

カナダに学生ビザで滞在するためには、最初に入国許可書を取得しておく必要があります。

入国許可書取得までの学生ビザ申請フローは主に次のような流れとなります。

通学する学校を決めて申し込む
カナダ政府が認める指定校リスト(DLI)に掲載されている語学学校やカレッジ、大学は全て学生ビザ申請対象校として認可されているため、現在カナダにある大部分の学校は学生ビザの承認が下ります。

どの学校にいつから、どのくらいの期間通学するかなどについては、是非お気軽にご相談ください。

本プロセスの所要日数の目安:約2~10週間
お申し込み手続き~学校手配を実施
学校、コース、プログラム、通学期間、滞在プランなどを決定したら、お申し込み手続きを行います。

お申し込み手続き完了後、各学校への手配依頼を行います。
その後、学校から入学許可書(Letter of Acceptance)が届くので、それをもとに学生ビザの申請作業準備に入ります。

本プロセスの所要日数の目安:約2~4週間
学生ビザ申請必要書類の準備~ビザ申請作業開始
学校から入学許可書(Letter of Acceptance)が届いた段階で、学生ビザ申請作業に取り掛かります。

学生ビザ申請に伴い、以下の書類を準備します。
(一般的な語学学校(ESL)通学プランの場合)

・通学予定期間以上の残存期限があるパスポート
・通学予定の学校から発行された入学許可証(Letter Of Acceptance)
・英文残高証明書
・顔写真データ(指定サイズ:縦4.5cm×横3.5cm)
・就学許可申請フォーム(IMM1294E)
・学生ビザ申請手数料(150カナダドル:オンラインによるクレジットカード払い)
・バイオメトリクス:生体認証登録(指紋認証&顔写真登録料:85カナダドル)

本プロセスの所要日数の目安:約2~3週間
学生ビザ申請書類提出~バイオメトリクスの予約&登録
学生ビザ申請必要書類をカナダ移民局アカウントからデータ送信します。
ビザ申請料金などの決済を終えたら、VAC(ビザアプリケーションセンター)でのバイオメトリクス登録日を予約します。

バイオメトリクス(個人識別情報)については、東京、もしくは、大阪のビザアプリケーションセンターに訪問して指紋の登録と顔写真の登録をする必要があります。

バイオメトリクス(個人識別情報)について

本プロセスの所要日数の目安:約1~3週間
バイオメトリクス登録完了~カナダの入国許可レター発行
バイオメトリクスの登録が無事に終わると、通常、数日から3週間以内には入国許可レターが発行されます。

入国許可レターが発行されると、学生ビザでカナダに入国することが可能となります。

本プロセスの所要日数の目安:約2~3週間

留学プログラム申し込みからカナダ入国許可書取得までのプロセスに要する日数については最低でも「8週間~12週間」程度は見ておくとよいでしょう。

学生ビザでカナダに渡航するための工程が比較的多く時間を要するため、できるだけ早い段階での留学相談を推奨します。

また、コロナ禍でのカナダ入国に際しては、現状の様々な入国条件をクリアにしないといけません。

カナダ渡航プラン決定後も、様々な渡航前後のプロセスを経る必要がありますので、それらについては以下のページを合わせてチェックしてみてください。

カナダ格安留学サポーターでは、上記の学校通学プランから学生ビザ申請アシストまでを一貫してサポートしています。
カナダ留学を検討している人は是非お気軽にお問い合わせください。