ビザ申請を伴うカナダ留学を検討中の方へ(バイオメトリクスについて)

バイオメトリクス(カナダ移民局)いよいよ、年明けから日本でもバイオメトリクス(Biometrics)の導入が実施されます。

2019年1月1日以降に学生ビザやワーキングホリデービザなどのビザ申請予定の方は、くれぐれも注意が必要です。

2019年にビザ申請を伴うカナダ留学プランを検討中の方へ(バイオメトリクスについて)

ワーキングホリデービザの受付け開始時期やそれぞれの事情から、2018年内にお申込み手続きができなかった方がたくさんおられることかと思います。

来年の春~夏ごろ(3月~8月)にカナダ留学をお考えの方は、まだ慌てる必要はありません。

学生ビザやワーキングホリデービザの申請が必要な方以外であれば、まだお手続きまでの猶予があると思っていただいても大丈夫です!

6カ月以下のカナダ滞在予定の方へ(ビザ免除の場合)

2月~3月半ばごろに渡航を検討されている方は、1月半ばごろまでにご相談いただければ、留学手続きはまず間に合います!

カナダは、6カ月までの滞在であれば、例え語学留学に通学するプランであっても、ビザ免除となり『ビザ申請不要』です。(*eTA登録は必須)

パスポートは当然必要ですので、パスポートの有効期限が十分にあるかだけは今のうちにチェックしておきましょう。

6カ月以上滞在予定のビザ申請を伴う留学プランを検討中の方

4月末日ごろまでに出発予定で、6カ月以上の語学留学やワーキングホリデーでの滞在を考えている方は、是非年明け早々にもご相談ください。

ビザ申請が必要な場合、それぞれのビザ申請に必要な書類や審査の期間などを考慮する必要があります。

2019年1月1日以降にビザ申請が必要な場合は、バイオメトリクス(指紋採取&顔写真撮影)登録が必須となり、東京(港区)のビザセンターまで足を運ぶことになります。

関東エリアにお住いの方であればまだよいのですが、それ以外の地域にお住いの方には非常に面倒なステップとなります。

通常、ビザ申請作業開始からカナダ入国許可書を取得するまでの期間は、経験上『4~8週間』程度です。

しかしながら、

2019年1月以降のバイオメトリクスの導入により、ビザセンターの混雑状況やいつ行くかなども考慮する必要が出てきますので、早め早めにアクションを起こすことが重要となってきます。

学生ビザの場合:

まず最初に通学する学校を決めてから、申込み手続きをする必要があります。

学生ビザを申請するには、通学予定の学校の入学許可書(Letter of Acceptance)や英文残高証明書が必要です。

目的や予算に応じて「どの都市の、どの学校に、どのくらい通学するか。」など、早々にご相談いただくことをおすすめします。

*2019年1月1日以降、学生ビザを申請する方には、バイオメトリクス登録が義務付けられるため、下記のワーキングホリデービザの方同様に東京にあるVAC(ビザ・アプリケーション・センター)訪問が必須となることを考慮しておきましょう。

ワーキングホリデービザの場合:

2018年のうちにワーキングホリデービザでのカナダ入国許可を取得できている人は、PoEレター記載の有効期限内にカナダへ入国すれば問題ないため、出発予定日が近い方でなければ、あまり焦る必要はありませんが、ワーキングホリデービザ未申請の方は注意が必要です。

2019年度のカナダワーキングホリデープログラム(IEC)の抽選プールの受付け自体はスタートしたのですが、まだ抽選自体は行われている様子がなく、抽選プールに「1,000名」近くがプールされたままとなっています。

最初の抽選がいつになるかも未発表ですが、2019年1月の上旬には抽選が行われるかと思われます。

抽選の当選確率もまだわかりませんが、少なくとも、2018年1月~3月ごろまでは毎週抽選を行っていて、2018年の序盤は当選確率が「10%以下」の週も多々ありました。

その後、5月頃からはほぼ「100%」の確率で当選するようになりましたが、春先(3~4月)に渡航を考えている人が多いこともあり、カナダでのワーキングホリデーを諦めた人が続出したという残念な経緯がありました。

さすがに、そのような当選確率の悪い抽選を2019年のオープニングからやるとは思いませんが、その可能性がないとも限りません。

そのため、そのような事態に備えて、抽選プールへの登録は今のうちにしておいて、「1月に抽選が行われるのをとにかく待つ。」という流れが望ましいです。

1月中に抽選に通って、「Invitation(招待レター)」が届いたら、その先の申請作業ができるようになるため、そこからすぐに作業を進めれば、割と早い段階で申請最終ステップまではたどり着くことができるはずです。

ただし、

ここで問題となるのが「バイオメトリクス」

以下は、カナダ移民局サイト(IRCC)にアップされているアプリケーションプロセス(PDFファイル)です。

IEC-International Experience Canada Application Process (PDF)

(*ステップ6と7は日本人の場合は不要。)

今までは、カナダ・ワーキングホリデープログラム(IEC)申請ステップの9番目にある、クレジットカードでの申請料金の支払いを終えると、その直後から審査待ちとなっていましたが、今後は、このあとに10番目のステップとして「バイオメトリクス」が入っています。

ステップ9の支払いを終えたあとに、カナダイミグレーション(IRCC)からバイオメトリクスについての案内が届き、30日以内にバイオメトリクス登録を済ませることになります。

東京にあるVAC(ビザ・アプリケーション・センター)に予約を入れて、直接VACに訪問する必要があるため、バイオメトリクス登録を終えるまでに、1~4週間の期間を要する可能性が高くなるはずです。

その後の審査も最大で「56日間」掛かるとありますので、少なく見積もっても、ビザ申請作業開始から入国許可証取得までに「2~3カ月」程度は掛かる計算になることが予測されます。

東京近郊にお住いでない方にとっては、今後非常に厄介なシステムとなりそうです。

そもそも、バイオメトリクスとは何なの?

日本のパスポートを所有している方で、6カ月を超える滞在(ワーキングホリデー・語学留学・大学進学など)を予定している場合は事前のビザ申請が必要となります。

2019年1月1日以降にビザ申請を必要とするカナダ滞在プランの方は、バイオメトリクス呼ばれる『指紋登録』および『顔写真撮影』を、東京にあるVAC(ビザ・アプリケーション・センター)にて行う必要があります。

日本を含むアジア圏では、2018年12月31日までこの「バイオメトリクス」は不要でしたが、今後は日本国内から各種のビザ申請が必要な方は皆、このバイオメトリクスを経てからカナダに渡航することになります。

以下のカナダ移民局サイトにバイオメトリクスについての記述があります。

バイオメトリクスについて・カナダ移民局サイト

また、バイオメトリクスの具体的な流れは、下記の動画で確認することが可能です。

バイオメトリクス登録が必要なケースとは?

6カ月以下であれば、ビザ免除となりパスポートのみで滞在が許可されるため、バイオメトリクスは不要です。

バイオメトリクス登録が必要な対象者は、主にこれから以下の各種ビザ申請を要する方です。

  • 学生ビザでカナダに滞在予定の方
  • ワーキングホリデービザでカナダ滞在予定の方
  • その他のビザでカナダ滞在予定の方

*2018年内にすでに滞在許可証を取得している方は、バイオメトリクス登録の対象外となります。

日本国内でバイオメトリクス登録ができる場所は?

今のところ、東京(港区)にあるVAC(ビザ・アプリケーション・センター)のみとなっています。

*今後、大阪や名古屋などの主要都市にセンターが設置される可能性は現時点では不明です。

バイオメトリクス登録料は?

学生ビザもワーキングホリデービザも、MyCICアカウントからオンライン申請を行いますが、各ビザの申請手数料を支払う決済画面で、クレジットカード決済にて支払うことになるようです。

バイオメトリクス登録手数料は「85カナダドル」チャージされる予定です。

バイオメトリクスの有効期限は?

基本的には、10年ごとに1回登録が必要のようです。

10年も滞在しないワーキングホリデーや語学留学の方であれば、ほぼ1度だけで済む作業になりそうです。

How often you need to give your fingerprints and photo

Visitor visa, study and work permit applicants
You only need to give your biometrics once every 10 years. You don’t need to give your biometrics again until the 10-year period expires.

If you gave biometrics in the past as part of an application for a visitor visa, work or study permit and they’re still valid, you don’t need to give them again.

★まとめ

バイオメトリクスは、2018年12月28日時点では導入前となるため、予約状況や実際のVACでの流れなどははっきりとはわかりません。

2019年1月2日以降に実際にバイオメトリクス登録を経験する人の数が増えて行くので、2019年1月の2週目ごろからはもう少し明確になっていくでしょう。

いずれにしても、2019年の6月ごろまでに、ビザ申請を伴うプランでカナダへ渡航予定の方はお早めにアクションを起こすに越したことはなさそうです。